Linux (old) Newbies

古いWindows環境からLinux環境へと移り住んだ日々の出来事

【Wine 9.x】見た目のテーマを Windows Classic にする

Wine 9.x では初期状態での外観のテーマが Light という設定で、どうやら Windows 10 の Light を模した内容で白くてフラットなデザインテーマになっているのですが、起動する Windows アプリが何れも XP32 のものなので、見た目のテーマも Windows Classic になるように変更してみました。

Wine 用の Theme は Windows用の .msstyles ファイルがそのまま使える?

多くは試していないのですが、Windowsに入っていた .msstyles を使ってもテーマが変わるようでした。でもやはり Wine で使えるよとチェック済みのものを使うほうが良いでしょうね。

いくつかテーマを入れた後では、このようにテーマ選択に Light 以外が表示され、選べるようになります。

テーマの収容先は初期から入っている Light のテーマと同じ場所。
/home/【ユーサー】/.wine/drive_c/windows/resources/themes/
この位置にフォルダー分けでテーマを収容。

Windows XP 風のテーマ + クラシック・テーマ の入手

こちらの GitHUB で貰ってきました。

github.com全部入れなくても好みのテーマだけ入れればいいと思います。
なお、Windows Classic については .msstyles や個別のリソースは無く、レジストリーの登録だけで機能するようです。

ネット接続を伴うアプリにて

この記事の扉画像に FFFTP (XP用 Win32版)の Wine からの起動を載せていますが、動作環境設定を例えば XP (32bit) とした場合だと、そのまま XP (32bit) の制限も再現してくれる様子です。具体的には セキュリティー面で TLS1.1 までしか対応してくれません。 Wine 側の設定で変更できるのか分かりませんが、ネット接続を伴うアプリは気をつけて。